1971年6月、サンリオ山梨シルクセンター出版部から刊行された前田詩津子(1949~)の第3詩集。装幀・挿画は楠侑子。
目次
●待ちくたびれた午後
- 松葉
- 嘘
- 待ちあわせの場所
- 待つということ
●みつめあう瞳の奥に
- 手のひらがくすぐったい
- いくつもいくつも秋は来たけれど
- でも だから だけど
- さきのこと
- 意義
- あなたに
- ゆれる
●海と愛と貝殻と少女のメルヘン
- 海と愛と貝殻と少女のメルヘン
- 月と戦場と老婆と
- 月夜のたんぼ
- 嫁菜
- サラダドレッシングのお話
- 神様ってそそっかしい
- プレイボーイと童話
●恋人に羽があったら
- 手品師
- 灰皿と昨日
- 仕事に恋人を奪われた女は
- 過去
- ……さようなら
- 恋人に羽があったら
●私の部屋 私の扉
- 変化
- 私の部屋 私の扉
- 成長
- やさしい人へ
- ROKU
- 雨が降りやまないから
●さよならの花束
- 父の残したもの
- 母を想う
- 黒のリボンをかけた花束
- レール
- あきらめ
あとがき