2023年1月、阿吽塾から刊行された小笠原鳥類の第7詩集。
目次
- すべての生きものはキノコだ! 私は恐竜図鑑を読んでいた
- きのこ図鑑のような、きのこ短歌
- 白鳥あるいはネッシーやゴジラ
- ミミズクの形のまるいロボット
- アンモナイトの化石を掘るように、タケノコを掘り出す
- サンショウウオは、パンダだ。犬である
- 回転するくらげはパイナップルのようなものだ
- 怪獣オオトカゲ
- カメ怪獣は溶けて、緑色のジュースになる
- 闇汁・きのこ汁・むじな汁
- 冬の魚、それからカマボコ
- ああ、アザラシが、金魚だ
- 石(塩味)
- なまこはアメーバだ!
- ガラスのイカの中で魚が泳いでいる! メダカ
- ゴジラはどこにいる?
- 私はグリュイエールだ私はブリだ私はロックフォールだ、と、
- アルチュールが一八七五年十月十四日に言ったさ、言ったと思うよ
- 金魚の俳句。それから紫色の肺魚
- くねくねと泳ぐ、魚は金属の光だ 楽器である
- 考えて、キノコの種類を増やす
- カラスの恐ろしい思い出(詩は怪奇小説だ!)