広島詩集 1965 原爆投下20年号

 1965年7月、広島県詩人協会から刊行されたアンソロジー詩歌集。表紙は浜本武一。

 

目次

「平和の訴え」・湯川秀樹

序文 荏原肆夫

Ⅰ 呪いの日・怒りの日

  • その瞳は澄んでいた 新井敏彦
  • うめぼし 池田ソメ
  • ニセアカシア 池辺よみこ
  • その夜 石垣智里
  • 歴史のひとこま 井上麟二
  • ヒロシマ 井上有紀夫
  • つづいているあやまち 岩谷隆司
  • アトム・ヒロシマ 大沢清
  • 河童のうた 岡村津太夫
  • 20年のピリオッド 国松利伊子
  • 詩 境川尚久
  • 八月六日の呪文 嵯峨根孝夫
  • 爪跡 寿山久代
  • 傷 高橋竹彦
  • あの日のこと 寺本善一
  • 被爆者 福間半六
  • 声 両徳玉夫
  • 原爆慰霊碑 米田栄作

Ⅱ 挽歌

  • 広島の鶴 新井章夫
  • かの日に死せる人々のために 上本正夫
  • ジェスチャーだけの握手だけれど 小田天界
  • 時代の遺物 甲斐惺子
  • 声 笠原節子
  • 火の記憶 木下夕爾
  • 原爆ドーム 来栖光宏
  • 広島に来て 小武家芳郎
  • 犯された街 栗原貞子
  • 兵士という名は 坂本明子
  • 鳩になった詩人への弔詩 坂本ひさし
  • 白いものはみんな骨に見える 坂村真民
  • さるすべりの花 島匠介
  • 長崎のひとりの詩人に 関根洋子
  • 原爆忌 立田利雄
  • くもの巣 中尾春夫
  • 愛と死への祈りの歌 中村信子
  • ヒロシマ 中本昭
  • 天マデアガレ 西原茂
  • 手紙 野村慶一
  • 原爆の糸 長谷川進
  • 山と彼女と愛 原真理子
  • 痛む石 福谷昭二
  • 語らい 藤井明子
  • 波の薔薇 藤原菜穂子
  • そうじゃない 前中吾一
  • 原爆に想う 山口範之

Ⅲ 広島のねがいは一つ

  • 原爆展にて 青山憲司
  • ひかりの列に 秋山基夫
  • 広島に生れた 伊藤奈美枝
  • ある可能性 瓜弘之
  • 平和公園にて 大西悟
  • ドームにて 丘高人
  • 道 小倉春枝
  • 記憶 金沢星子
  • 虚像 川上スミエ
  • とうろう流しと原爆 喜多和則
  • 平和公園にて 国下磨瑳人
  • 「この土に」 小林英夫
  • 右手のしるし 佐藤祝子
  • 原爆ドーム 佐藤正夫
  • 噴水 助信保
  • 寒い部屋 高田晴彦
  • 夏 土筆忍
  • 墓は噴いている 永瀬清子
  • 原爆祭の見物者 中浜直明
  • 平和大橋に立ちて 西村鈴子
  • ヒロシマの空 芳賀洋助
  • 逆雲 原博己
  • ひろしまのあなたに はらみちお
  • 観光バス 藤井ゆり
  • ヒロシマの死者よ 三沢浩二
  • ヒロシマの顔 森下弘
  • あるマナの歌 山下清
  • うずもれた言葉 横江千鶴子
  • 足音(平和行進) 渡辺邦秋

Ⅳ 不死鳥とともに

  • 沈黙とは 昭島芳恵
  • ”広島に来てごらん” 荒田利寿
  • 広島の顔 今井朝雄
  • 平和の灯 岩沢英士
  • 破誡 大原三八雄
  • 祈り 兜山年子
  • 祈る 栗田素江
  • 森に 佐藤嵐
  • ああ大空よ 佐藤菊生
  • 矛盾の街 住岡無庵
  • 春に想う 住本明江
  • 罪人 正田篠枝(六月十五日原爆症にて死去)
  • 一つの報告 たさか・かずお
  • 今日は八月六日 伊達比智子
  • 「あなたの手を」 永井忠
  • 橋上にて 浜本武一
  • 「過去の道」 早川あき
  • ヒロシマの願い 日向良介
  • 私そこに 藤岡靖雄
  • ひろしま 松井宏寿
  • 胎動 松尾静明
  • 未来のために 宮原幸司
  • ひろしまのじかん 村井司
  • 皮肉 神島忠臣
  • 夜の川流れに 戎栄一
  • 秋雨の夜 田中喜四郎
  • ひろしまの雲 政田岑生
  • 平凡なひとびとの唄 中村匡行
  • 魔の花 佐々木平


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