2021-08-06から1日間の記事一覧

奈良山越え 谷村義一詩集

2004年6月、湯川書房から刊行された谷村義一(1940~)の詩集。著者は大阪市生まれ、刊行時の住所は京田辺市。 目次 ニンニク 尻尾 猫と次男 電車は奈良山を越えて フィリピンからきた義眼 「旗日」の記憶 音叉と犬 体験 恐怖症 狐につままれた日 あや子 台…

複眼 赤木健介詩集

1969年1月、起点社から刊行された赤木健介(1907~1989)の第4詩集。装画はまつやま・ふみお。 私の詩集としては、『明日』(一九三五年、伊豆公夫名義)、「交響曲第九番』(一九四二年、赤木)『赤木健介叙事詩集』(一九四九年)があるので、本書『複眼』は第四…

無伴奏 赤木三郎詩集

2015年3月、書肆夢ゝから刊行された赤木三郎(1935~)の詩集。 目次 深みから サン=テグジュペリの星 ラディゲ 夢みるロルカ 壺井繁治の墓石 1.2.3 北 海夫人 朽旅のふね あざみ 水語 風語 (ような)と(ように) 無伴奏少年 シューベルトの盤 a 川…

この世界の片隅で 山代巴編

1965年7月、岩波書店から刊行された原爆被爆者のルポ。編者は山代巴。岩波新書(青版)566。 目次 まえがき 相生通り 文沢隆一 福島町 多地映一 IN UTERO 風早晃治 病理学者の怒り 杉原芳夫 あすにむかって 山口勇子 原爆の子から二十年 小久保均 ひ…

ヒロシマ二十年 原爆記録映画製作者の証言 加納竜一・水野肇

1965年8月、弘文堂から刊行された加納竜一(1904~)と水野肇(1920~)によるルポルタージュ。 目次 まえがき はじめに―つめたい試写室 第一章 ヒロシマ・八月六日 1 歴史の流れの中で 2 八月六日のヒロシマ 3 科学者第一陣 第二章 原爆記録映画の企画 …

限定版 原爆詩集 峠三吉

1958年10月、青木書店から刊行された峠三吉(1917~1953)の詩集。 目次 序 八月六日 死 炎 盲目 仮繃帯所にて 眼 倉庫の記録 としとったお母さん 炎の季節 ちいさい子 墓標 影 友 河のある風景 朝 微笑 一九五〇年の八月六日 夜 巷にて ある婦人へ 景観 呼…