ヒロシマの原風景を抱いて 栗原貞子

f:id:bookface:20200722161559j:plain

  1975年7月、未来社から刊行された栗原貞子のエッセイ集。装幀は入野正男。


目次

1 原水禁運動の再生を求めて

  • 犯された街
  • 原水禁運動の再生をもとめて――被爆二十三年目の夏

2 慰霊碑に迫る黒い影

3 被爆者にとっての天皇

  • おやさしい人間天皇さま
  • 梶山季之作「ケロイド心中」をめぐって
  • R・J・リフトン著『死の中の生命』への疑問
  • 原水禁運動の新しい波――71・長崎
  • 被爆者青年同盟の軌跡
  • 被爆者にとっての天皇――原爆はヒロヒトへの贈り物だった
  • 正田篠枝七回忌によせて――自然回帰の文明への訴え
  • マンネリ化した原爆体験
  • 原爆体験の今日的意味――原水禁運動の悪しき伝統
  • さらに強度の人間の文学を――細田民樹先生を悼んで

4 現点と原点

  • 昏らい夏
  • 国家悪を逆照射する被差別者たち――部落・朝鮮人被爆者・公害患者を軸に
  • 証言運動の内と外
  • 八・六の意味するもの――大田洋子とG・アンデルスを軸に
  • 現点と原点
  • 被爆者はなぜ沈黙するか――被爆全体像と核武装全体像に挟撃されて
  • どきゅめんと私記「占領」

5 ヒロシマの原風景を抱いて

  • 絶後か――長崎の友に
  • 平和教育と児童文学の創造
  • ピカより何日、今日の状況のなかで
  • 原爆慰霊碑と靖国神社
  • ヒロシマの原風景を抱いて――私の戦後略史
  • 74・8・6を前に――日本・アラブ文化連帯会議との出会い
  • 原爆体験記の総点検を――援護法の制定のために
  • 死者の告発――原爆童話『ちゃんちゃんこばあちゃん』と「おばあさんの店」

 

NDLで検索
Amazonで検索
日本の古本屋で検索
ヤフオクで検索