2015年7月、思潮社から刊行された金井雄二(1959~)の第6詩集。装画は辻憲。第23回丸山薫賞受賞作品。
目次
- 椅子
- おたま
- 台所
- 毎朝の素描
- 蓋と瓶の関係
- 子どもが見た怖い夢
- 朝起きてぼくは
- 姿と形
- 夾竹桃の枝に
- 石でもあれば
- ぼくの降りる駅
- 階段の満月
- 風がさわと吹く
- 川の堤
- 花冠
- 独りで歩く
- 灯台
- 深淵
- 坂上
- 坂下
- 街角
- 都会を歩く
- 雑踏の中に
- 雨上がりの印象
- 声をかけられる
- へりこぷたあ
- 水を飲む
- どこからか遠く声がする
- 少量だが
- 足音
- 身を沈める
- をみなの手
- 母さんの、ぽん
- 夜に、言葉を
- 止まっている深夜
- 爪
- 真夜中に目覚める
- ベッドの上で起き上がる
- 風をひいて丸くなっていた
- 葡萄
- わが家
あとがき
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