2021-12-23から1日間の記事一覧

雨を見ている 根来眞知子詩集

2019年8月、澪標から刊行された根来眞知子(1941~)の第6詩集。装幀は森本良成。著者は鳥取県生まれ、刊行時の住所は京都市右京区。 目次 Ⅰ 超特急 地球儀 八月 ばあちゃんの夢 どこ? 龍神 黄砂 絶対恐怖 予感 Ⅱ 春呼ぶ小鳥 黄色 雨を見ている 連鎖病状 夏…

現代小説選集 田山花袋徳田秋聲誕生五十年祝賀記念

1920年11月、新潮社から刊行されたアンソロジー。編集は島崎藤村、長谷川天渓、有島武郎、片上伸。見返し装画は津田青楓。 一、本書の印税は永久に田山花袋、德田秋聲兩氏に贈呈す。一、文壇一般の祝意を代表するに小説のみを集餘せるは、もとより偏頗の憾な…

岡本彌太詩集 瀧篇 岡本彌太

1985年12月、泰樹社から刊行された岡本彌太(1899~1942)の詩集。監修は山川久三。著者は高知県香美郡岸本町生まれ、 岡本彌太の詩集『瀧』の復刻刊行が、やっと実現の運びになりました。しかし、岡本彌太といい、『瀧』といっても、ぴんとくる人は少ないだ…

炭山は寂れた 浅野明信詩集

1970年10月、北書房から刊行された浅野明信(1933~2005)の第6詩集。著者は室蘭生まれ、刊行時の住所は北海道滝川市。 ここ十年余り、ボクは炭坑ものの作品にとりつかれてきた。様々な詩誌にも、こうした詩作品を発表してきたものだ。<明暗>には詩だけで…