2019-09-01から1ヶ月間の記事一覧
1990年10月、書肆山田から刊行された岩佐なをの詩集。装幀は青山杳。装画は著者。 ろくに泳げない。軀が水に濡れるのはごめんだ。雨の日はできるだけ外出したくない、靴の爪先から水が入りこんできたりズボンの裾がじっとりするのが気持ち悪い。風呂やプール…
2019年8月、みずのわ出版から刊行された矢向季子、隼橋登美子、冬澤弦の詩集。編集は季村敏夫。装幀は林哲夫。 上梓のきっかけは、一冊の同人誌と映画との出会いだった。小林武雄編集の『噩神(がくしん)』創刊号で矢向季子を知った。身震いした。映画は、…
1996年5月、鉱脈社から刊行された杉谷昭人の評論集。 目次 序の章 生きる意味 問い続ける詩 生きる意味 生きる力 詩、生活そして政治 心のうちの垣根 一の章 想像力の周辺――谷村博武詩集『南国の市民』について 詩人の歴史感覚――片瀬博子詩集『おまえの破れ…
2003年十二月、札幌テレビ放送から刊行された戸塚美波子のエッセイ集。カバーは戸塚隆利「手鏡」、戸塚信寿「タバコ入れ」。写真は前沢卓、清水武男。ブックデザインは国見熙。 目次 グラビア序 伊坂重孝刊行によせて 藤田民子 [序章] 風のタプカル1家族 ア…