獄中詩 鼓動 布施杜生

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 1978年8月、永田書房から刊行された布施杜生の遺稿集。監修は中野重治野間宏。装幀は田村義也。付録栞は中野重治野間宏、松本歳枝らによる「布施杜生のこと」。

「暗い絵」(野間宏)のモデルの1人。

 

目次

・書簡

  • 中野重治宛(獄中より)
  • 松本広治宛(〃)
  • 布施辰治宛

・詩

  • 雪解する午後
  •  雪解
  •  昼間の月
  • 叙事詩・君は孫悟空のやうに 
  • 叙事詩・ともだち同士 
  • つばめの楽譜 
  • 我が兄に 
  • 道普請
  • 仔犬 
  •  夜が冴え
  •  寒い朝
  •  四匹の仔犬
  • 正月の惨事 

・獄中歌――絶筆

  •  鼓動短歌抄 

・評論

  • 芸術及び芸術論の機構について 
  • 「北東の風」と「陸を往く船」のテーマについて

布施杜生略年譜
解説 久保田正文

 

書評等

『布施杜生』の紹介(完全護憲の会)

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