1990年12月、思潮社から刊行された町田志津子の遺稿詩集。
目次
海へ帰っていった詩人 新川和江
・詩
Ⅰ
- バラバは
- 碑
- 時計
- 菓子袋
- 蛇神
- 観音
Ⅱ
- 旅断章
- 遍路
- 狐蓬庵南庭
- 市
- 臼碆
Ⅲ
- 裏返る
- 忌明け
- 菊を焚く
- 言葉
- エル・ジェムから
- うつくしい終末
- 鶯断章
- 霜の華が咲いたら
Ⅳ
- 川断章
- のうぜんかつら
- 十一階の空と彼
- 点滴架柱
- 山襞
- 寸景
- 湖の華
・随想
Ⅰ
- たそがれ通りⅠ
- たそがれ通りⅡ
- 蛇松緑道
- かくれ坂
- 権現界隈
- 竹とサボテン
- 優しい秋
Ⅱ
- 小学生の頃
- 繭の時代
- 詩へのあこがれ
- 『幽界通信』の頃
- 伯母かつ
- 夏の傷み
- 入院記
年譜 『塩の会』編
あとがき 小川アンナ