2008年4月、砂子屋書房から刊行された八木幹夫(1947~)の第8詩集。装幀は辻憲。著者は神奈川県生れ、刊行時の著者の住所は相模原市。
目次
序詩
・みどりのうねり
- 春の購買力
- 死亡広告
- 世間の思い、重い世間
- 読書で一日中過ごす
- 夜鴨渡る
- ミドリのハイキング
- 前夜祭
- 春のおまじない
- 欅がゆれて
- 山桜
・ベネチアの鳩
- ベネチアの鳩
- 不在者の唄
- 奇妙な旅
- 故郷の道端に
- 私の耳は
- 私の娘たちは
- 私の腕は
- 私の鳩は
- わたしはくだだ
・おしゃべりな植物
- おしゃべりな植物
- 夏の畳
- どぶ
- 砂まみれの赤ん坊
- 五月の風
- 裏木戸のある家
- のどが渇いた
- 富士山
あとがき