1981年9月、冬鵲房から刊行された林喜芳(1908~1994)のエッセイ集。
目次
Ⅰ
- こまぎれフィルム
- 青春うたかた
- 大正時代のお正月
- 万歳、獅子舞い
- 獅子舞い・太神楽のこと
- お化けヤ、ちょうさヤ
- のーせんぎょうとかすうどん
- 土手下あたりの貧乏ぐらし
- お狐さんと初午
- 赤あんどん・黒あんどん
- ちーんわーん ねこにゃんちゅう
- 「こっくりさん」流行
- しんでんがっこの子供たち
- おみくじと辻占
- うらない三景
Ⅱ
- さくら咲く国 さくら さくら
- 暮しむき いまとむかし
- 松方ハン馬車に乗って
- 新開地の歌
- 梅中軒鶯童のこと
- 名も芳しかった楠公ハン
- 入江三郎・豹の話
- ええとこ新開地まつり
- 横溝正史のことなど
- 前期盛り場楠公ハン
- おやまがぎょうさんながれてきよった
- 松尾のお稲荷サン
- 目玉の松ちゃん
- "どてぼうず"知ってまっか
- 水中花——酒中花
Ⅲ
- 水練場・そしてラムネ
- 川崎造船大争議のころ
- 幽霊屋敷とのぞき
- 火事と不景気風
- 福原遊廓素通り
- 明治ふくはらそうどう
- 売りもの買いもの時代の話
- 七十号潜水艦沈没
- 兵庫の地蔵まつり
- 午砲とアイスクリン
- 色気と食い気
- 十吾とその兄さん
- 香具師、二度の幕あけ
- もの売りの声と子供
- 見世物 海女のアワビ取り
- 暮しのにじむ仕事唄
- 浪花節、奈良丸、ほか
Ⅳ
- ビラ下ヤ
- 盛り場と貧しい客達
- 秋の夜のちらちら屋
- 私の仕事唄など
- 面白うて、やがて悲しき
- 誓文払のこと
- 軍靴に蹂躪されたころ
- カイチマン浅草素見
- 幽霊の正体、なあに
- チボにやられた
- 懐しや大晦日
- 土手下界隈
- 聚楽館のこと
- 活弁ばなし
- おかずにつまれば焼豆腐
あとがき
書評等
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