2018-10-01から1ヶ月間の記事一覧

虹 丸山義二

1946年7月、草人社から刊行された丸山義二の長編小説。 日本の古本屋で検索ヤフオクで検索

漂う部屋 吉行淳之介

1955年11月、河出書房から刊行された吉行淳之介の第2著作集。表紙絵は宮本薫。 この本は「驟雨」につづく私の第二創作集ということになる。昭和三十年度の仕事のおよそ半分の量にあたる六篇を選んで、ここに集めた。二十九年の十月に辛うじて清瀬病院から退…

梟 伊藤永之介

1941年7月、有光社から刊行された伊藤永之介(1903~1959)の短編集。装幀は小穴隆一。有光社名作選集3。 目次 保健婦 文代 橇 若い戦士 馬 母の土地 梟 あとがき NDLで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索

假面天使 豊田三郎

1956年2月、河出書房から刊行された豊田三郎の長編小説。カバー装幀は大野隆也。1948年文潮社版の復刊。 NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索

悪い夏 吉行淳之介

1956年11月、角川書店から刊行された吉行淳之介の第4著作集。表紙絵は高橋忠弥。 この本は「原色の街」につづく私の第四創作集である。昭和三十年及び三十一年度の仕事の中で、主に文藝雑誌に發表した作品を選んでここに集めた。いずれもずいぶん苦労して書…

闇からの報告 浮海啓詩集

1972年8月、あんかるわ叢書刊行会から刊行された浮海啓の詩集。あんかるわ叢書11。 目次 伝記 彼と人影 疲労沼 現時 市街戰 不安と影 時の〈死霊》 闇のなかの地牢 鏡のむこうの時刻 影の襲撃 幻夢 時を待つ 血は重く 血の炎の家から 個壁の内側のできごと …

春駒日記 森光子

1927年10月、文化生活研究會から刊行された森光子の吉原花魁日記。 NDLで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索

青の断片 三田洋詩集

1970年8月、光風社から刊行された三田洋の詩集。 目次 1 ひとりの舗道 ひとりの舗道 少年の丘 探照燈 青の日記 2 帰還 山陰 海について 帰還 淵・個展 ウェーク島 3 夏のわかれ・朗読詩 裸の行列 夏のわかれ 民衆の顔 試される朝 中指の顔 4 冬のノオト …

冬の戒律 1969―1971(Ⅱ) 福間健二詩集

1971年11月、あんかるわ叢書刊行会から刊行された福間健二の詩集。あんかるわ叢書7。 目次 序 ハイスクールでだきあって 虹のむこうで 十七歳の白い青春 夏の少年 誓いⅠ 誓いⅡ 白い丘のうえで 正午の森 初恋Ⅰ 初恋Ⅱ 初恋Ⅲ 初恋Ⅳ 初恋Ⅴ 初恋Ⅵ 初恋Ⅶ 少年の秋 …

睡蓮 早坂類

2018年7月、RANGAI文庫から刊行された早坂類の長編小説。装幀は長島祐輔、ブックデザインは佐藤りえ。 Amazonで検索

十一月――ぼくの生きた時代  工藤幸雄

2007年10月、思潮社から刊行された工藤幸雄の第2詩集。装画は古川沙織。 詩集成立のいきさつは、最後からふたつ目に収めた作「慈恵会第三病院」で述べた。省みれば、あれは、めったには巡ってこないチャンスであった。その証拠に、ことし五月、同じ病院に五…

闇のアラベスク 北川透詩集

1971年2月、あんかるわ叢書刊行会から刊行された北川透の詩集。あんかるわ叢書5。 目次 反アラベスク 魚の橋 朝の地図 視えない星 わが故郷よ 風景論 幻野の渇き魚の橋――異稿 華やぐ魚 闇の球盈つ 遠くからおまえが…… 蝶あるいは優しい時 蝶あるいは夕暮れの…

花のき村と盗人たち 新美南吉

1946年1月、國民圖書刊行會から刊行された新美南吉の童話集。 目次 ごん狐 百姓の足、坊さんの足 のら犬 和太郞さんと牛 花のき村と盜人たち 正坊とクロ 鳥右ヱ門諸國をめぐる 「花のき村と盗人たち」の著者を悼む 與田準一 NDLで検索日本の古本屋で検索ヤフ…

ヴェネツィアでプルーストを読む 鈴村和成

2004年2月、集英社から刊行された鈴村和成によるヴェネツィア紀行文。副題は「マルセル・プルーストに導かれてヴェネツィアを徘徊するための、幻惑のヴェネツィア・ガイド」。装幀は木村祐治、後藤洋介。カバー写真は"Threading tought" Diana and Marlo。 …

沈黙と刺青 1969―1971(Ⅰ) 福間健二詩集

1971年7月、あんかるわ叢書刊行会から刊行された福間健二の詩集。あんかるわ叢書6。 目次 序 夜をおさえる 沈黙してなお裁かれて ながい無音の叫びははるか遠くで 沈黙の河 草の殺意 吠える男の背後から 血の疑惑 燃える門のまえで 真夜中の海から 刺青 縄 …

街の哲学 新居格

1940年12月、青年書房から刊行された新居格の随筆集。装幀は向井潤吉。 目次 序文 街の哲學 街の哲學 街の漫歩 市井人の言葉 女性を語る 女について ブロークン・ガアール 在るべき女 新美人論 早婚論 ・旅中隨想 旅中隨想 北海道の旅 沓掛にて 旅での觸感 …

遠き海 太田満喜子歌集

1957年5月、潮音社から刊行された太田満喜子の遺稿歌集。著者自装。 目次 序文 四賀光子 萠え出づるもの 八つ手 冬いつか 秋日 闇の眸 いく重の奧 遠き別れ 春近し 憂きさいはひ 夕べの鐘 子を抱きて 父母の家 淺間高原 萬歲のこゑ 疎開 遠き海 弟歸還 斧の…

心の日曜日 新居格

1943年10月、大京堂書店から刊行された新居格の随筆集。 目次 心の日曜日 籠居の記 早春二月 二羽の金絲雀 眠れぬ或る夜 或る日曜日の散歩 菜園 疾患雜想 散歩の哲學 晝と夜 虚室清白 衣裳哲學 友人に就いて 金錢に就いて 旅について 孤獨について 平凡を悔…

鋼の土筆 日原正彦詩集

1977年8月、詩学社から刊行された日原正彦の詩集。装画は諏訪莠生。 昭和五十一年九月二十二日午後四時四十八分長女麻由出生。生後四日目より原因不明の高熱を発す。医者のあらゆる治療も効を奏さず十月一日午後四時五分頭骸内に出血し死亡。麻由はわずか十…

雷鳴 荒木巍

1937年10月、版画荘から刊行された荒木巍(1905~1950)の短編集。版画荘文庫16。画像は裸本。 目次 一つの血路 雷鳴 NDLで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索

生活の錆 新居格

1933年12月、岡倉書房から刊行された新居格の随筆集。装幀は岡倉祐。画像は函欠本。 目次 正月 正月 正月の散歩 鉛筆畫の正月 春 早春の抒情 早春の旅 春の街頭 春の淡彩 湯ヶ島の春 夏 赤城山でした幻想 みどりの遠景 微凉を求めて 夏の海景 秋 秋の細線 冬…

餓鬼 花田英三詩集

1965年3月、思潮社から刊行された花田英三の第2詩集。装幀は大野健一。 目次 Ⅰ 盲人 笑う女 未来記 Ⅱ * ** *** Ⅲ 餓鬼について NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索

憑かれたひと 二つの自伝 室生犀星

1972年7月、冬樹社から刊行された室生犀星の自伝小説集。装幀は勝呂忠。 この本に収められた第1部の自叙伝は、父自身の編集により、次のような序文を添えて、昭和二十四年六月、文潮社から『自叙伝全集』のシリーズの一つとして出版された。 自伝的な私の文…

すれちがうとき聴いた歌 枡野浩一

2011年10月、リトルモアから刊行された枡野浩一の短編小説集。イラストは倉本久美子、デザインは篠田直樹。 目次 毎日のようにメールは来るけれどあなた以外の人からである だれからも愛されないということの自由気ままを誇りつつ咲け 気づくとは傷つくこと…

土の花 安土文子詩集

1988年6月、白河書院から刊行された安土文子の詩集。詩季詩集叢書5。 目次 霜柱 五月の林で つゆ 葛藤 旅立 開拓小屋で 吾子生誕 矢じり 裸の木々よ 林 万華鏡 木々抄 朴 銀杏 柳 柿 柏 星夜 星 鹿 奪う しんじゅ 無田陶人 ヘリコプタア 水没 車窓 凍 街に …

世の中へ 加能作次郎

1941年11月、櫻井書店から刊行された加能作次郎の短編集。装幀は鍋井克之。画像は裸本。 加能作次郎の小説は、友人の作品であるからといふ意味でなく、私は、愛讃してきたので、作品の数があまり多くないからでもあらうが、九分どほり讀んでゐる。 加能の小…

遣唐船 高木卓

1946年11月、あづみ書房から刊行された高木卓の歴史小説集。装幀は西沢笛畝。 目次 遣唐船 小野小町 罪と運 あとがき NDLで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索

赤裸々にかたる 詩人の半生 黒田三郎

1979年9月、新日本出版社から刊行された黒田三郎(1919~1980)のエッセイ集。民主文学連載(1977.10~1979.4)。 目次 詩集「ひとりの女に」の出版 幻の周遊紀行 飲んだくれ 「トニオ・クレーゲル」など 亡き友のこと 方言収録のことなど 考査室勤務 保生園…

伊豆の街道 川崎長太郎

1954年3月、大日本雄弁会講談社から刊行された川崎長太郎の短編集。装幀は中島靖侃。 目次 伊豆の街道 晩花 夜の素描 色めくら 東京にて 唐もろこし 落日紅 外道(げだう) NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索

愛すること死ぬこと 藤原審爾

1972年5月、東邦出版社から刊行された藤原審爾の短編小説集。装幀は坪井多可。 目次 愛すること死ぬこと 誕生日 完全燃焼 街はずれの出来事 小さい火 気まぐれな人 表彰 われらの快楽 NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索