1940年12月、青年書房から刊行された新居格の随筆集。装幀は向井潤吉。
目次
序文
街の哲學
- 街の哲學
- 街の漫歩
- 市井人の言葉
女性を語る
- 女について
- ブロークン・ガアール
- 在るべき女
- 新美人論
- 早婚論
- ・旅中隨想
- 旅中隨想
- 北海道の旅
- 沓掛にて
- 旅での觸感
- 蘆洲の草舍
- 紫金山にのぼりて
季節の手帖
- 早春の季節
- 春に思ふ
- 春三題
- 春の日曜日
- 薫風にまどろむ
- 夏日閑想
- 冬の日
- 冬日獨語
・凡人私語
- 海邊の斷想
- 鎌倉海濱
- 林檎畠にて
- 草の教訓
- 鮒を釣る卓
- 最上の武器
- フアンの二種類
- 蛙
- 凡人私語
- 影と形
- 舞踏狂癲
- 都會の性格
- 地下鐡の映影
・生活者の心
- 明るさといふこと
- 青春奪還
- 愚かしき獨白
- 晴日の書窓にて
- 清空自在
- 笑はれたく思ふ
- 或る日に思ふ
- 生活の樂しさ
- 分限について
- モラエスの夜
- 私の見た科學者の生活
- 朝の世界
- 街と山村
- 青葉を見ながら
