2019-03-01から1ヶ月間の記事一覧

黄の花 一ノ瀬綾

1975年9月、私家版(発行元:総合調査研究所)として刊行された一ノ瀬綾(1932~)の第1著作集。装幀は小角又次。第16回田村俊子賞受賞。第12回農民文学賞(1969)受賞作品の「春の終り」も収録。田村賞受賞後、1976年、創樹社からも刊行。 目次 黄の花 焼く…

凍った場所で 森上多郎詩集

1977年11月、国文社から刊行された森上多郎の詩集。装幀は吉見敏治。第11回総評文学賞受賞作品。 目次 Ⅰ 風景 少女と太陽と戦争 尻尾について 凍った場所で ある秋の章 睡眠 ぼくの一日は…… 市場 秋 街の景色 少年と夏と戦争 Ⅱ 乱杭歯で 梅雨期(一) 梅雨期…

瑞兆 粕谷栄市詩集

2013年10月、思潮社から刊行された粕谷栄市(1934~)の詩集。装幀は毛利一枝。 目次 瑞兆 桃の村 白狐 吉凶 一生 西片町 大吉 朝の鶴 狸屋 夏の月 ほたる 温石 春夢抄 めし 吉運 無事 心願 頓悟 東西 涅槃 無題 大猪 永訣 来世 好日 田園 来訪 帽子猿 白鷺 …

好きな繪 豊田三郎

1963年6月、河出書房新社から刊行された豊田三郎(1907~1959)の遺作集。 目次 灯 悪夢 黒白 好きな繪 美しき沼 戀する心 青空 宣告 あとがき 田邉茂一 NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索

62のソネット 谷川俊太郎詩集

1953年12月、創元社から刊行された谷川俊太郎の第3詩集。 目次 Ⅰ 1 木蔭 2 憬れ 3 帰郷 4 今日 5 偶然 6 朝1 7 朝2 8 笑い 9 困却 10 知られぬ者 11 沈黙 12 廃墟 13 今 14 野にて 15 鋳型 16 朝3 17 始まり 18 鏡 19 ひろがり 20 心について 21 歌 22 姿に…

熊野詩集 伊勢田史郎詩集

1991年2月、詩画工房から刊行された伊勢田史郎(1929~2015)の第6詩集。 目次 ・藤白坂 藤白坂 大塔村 およぐ少女 中辺路 とらわれびと 箸折峠 途中 栖原 阿倍野 黒竹の里 ・野島の女 野島の女 鬼火 蛇の穴 捩木峠 "赤耳"という猟犬 potalaka 千里の浜 志津…

十月の幕 朝倉勇詩集

1971年11月、歴程社から刊行された朝倉勇(1931~)の第3詩集。装幀は細谷巌、写真は二川幸夫、小林正昭、カットは佐藤直行。 目次 1 えんぴつ 花とぼくら 花と二人 十月の幕 熟す 朝の前 アテネ・48時間 2 島にヨットの来る日は ルイと名づけられた子に …

巨済島 許南麒詩集

1952年9月、理論社から刊行された許南麒の長篇叙事詩。 目次 まえがき 第一章 第二章 第三章 第四章 第五章 第六章 あとがき NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索

野麥の唄 林芙美子

1948年10月、尾崎書房から刊行された林芙美子(1904~1951)の作品集。装幀は装小磯良平。 目次 野麥の唄 縁の石 NDLで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索

日中出現 松岡譲

1929年11月、第一書房から刊行された松岡譲(1891-1969)の小品集。装幀は津田青楓。 目次 小麥わかれ 道風の蛙 影 植木屋の辨當 靈泉のほとりにて 時計狂 父祖の時代 アツプルさん 海の女 法然院 鈴蟲 ひぐらし 餅 寒茸 搖れ地藏 奇山感話 四つ葉の苜蓿 猫…

幻化その他 中崎一夫詩集

1987年10月、詩学社から刊行された中崎一夫の詩集。装画はパウル・クレー。本名は田村英之助(1931~)。立教大学名誉教授。 目次 衣服についてi 衣服についてii 衣服についてiii 電話のかけ方i 電話のかけ方ii 電話のかけ方iii 冬の夜ばなし E・A・ポオ論 …

ハイカロリー・スナック 相場きぬ子詩集

1984年10月、思潮社から刊行された相場きぬ子の第4詩集。付録栞は、「『バナナフィッシュ』を見る人」(吉原幸子)、「相場よいとこ一度はおいで」(諏訪優)、「ライダー日記」(相場きぬ子)。叢書・女性詩の現在8。 目次 カシカシ症候群 カシカシ症候群 …

淡月斎・ハゲは女で退治せよ 宇能鴻一郎

1973年4月、桃園書房から刊行された宇能鴻一郎(1934~)の官能小説。装幀・装画は堂昌一。 目次 デパート大作戦 巨象を斬る スチュワーデス性教育 ビキニと海馬ステーキ ウーマンリブ潜水艦 美人女医と九州男児 ハゲは女で退治せよ 斬って犯して 好色極悪犯…

わが歌に翼ありせば 楢崎勤

1936年12月、慈雨書洞から刊行された楢崎勤(1901-1978)の長編小説。画像は函欠本。装幀は妹尾正彦。 目次 夢の後に 南國の蝶 孤獨なもの 美しき獸 酒場裏の人 暗い花 囚れた人々 斷橋 花火のごとく 遠望 深夜の薔薇 朝 幸福の翳 高原にて 哀歡の章 NDLで検…

地下鉄のオルフェ 

1981年4月、オートデスクから刊行されたアンソロジー詩集。編集は楢崎汪子。絵は高松次郎。 目次 まえがき 飯島耕一 沈む町 安藤藤元雄 自分の影が 岡田隆彦 日々の花 渋沢孝輔 小さな島 田村隆一 野 吉岡実 モンスーン 吉増剛造 忌 天沢退二郎 あなたが見て…

嘉村礒多の妻ちとせ 太田静一/多田みちよ/原田克行

1993年10月、鳥影社から刊行された嘉村礒多の妻、ちとせの評伝。筆者は太田静一、多田みちよ、原田克行。装幀は野村美枝子。 目次 Ⅰ 礒多の妻ちとせの生涯 まえがき あとがき Ⅱ 礒多・ちとせの塋域 Ⅲ 墓参 Ⅳ チトセを生きる私 Ⅴ 付録 終の栖 宇野浩二ちとせ…

詩人薄命 小山正孝

2004年12月、潮流社から刊行された小山正孝(1916~2002)の随筆集。扉絵は福井一。 目次 Ⅰ 回想の堀辰雄 思ひ出 断片 堀辰雄と『四季』 堀さんの指 堀さんのこと Ⅱ 立原道造のいる風景 立原道造全集第一巻 詩集 永遠に生きる立原道造 雑談泥まみれ―角川版『…

黒いミサ 廣津里香

1975年1月、思潮社から刊行された廣津里香(1938~1967)の詩画集。 目次 Ⅰ 私はいやだ 摩周湖 明日という言葉の空しさを知る者に 悲しみ お天気 雪 アジアの十七才 優しい矢 語りつくされた話に結末を与えましょう 夢 Ⅱ 消せないアディユー 蘇生 焦点 そう…

夜の音 安藤元雄詩集

1988年6月、書肆山田から刊行された安藤元雄(1934~)の詩集。装幀は吉岡実、装画は落合茂。第6回現代詩花椿賞受賞作品。 目次 夜の音 祈り 悪意 予言者たちの冬 三つの影 歌 狼 アダージォ 寝息 焼串 NDLで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索

残されたもの 武田麟太郎

1941年8月、奥川書房から刊行された武田麟太郎(1904~1946)の長編小説。装幀は神保朋世。 日本の古本屋で検索ヤフオクで検索

赤煉瓦の家 滝口雅子詩集

1981年2月、青土社から刊行された滝口雅子(1918~2002)の第6詩集。装幀は高橋順子。 目次 子供とリンゴ 長崎 一九七八年夏 病気のひと 花のみち かさねる 赤煉瓦の家 81歳 難民の児 ケニヤの子供 回想の玄界灘 わたしは今も 孤心 星あかり おばあさん 三月…

われアルカディアにもあり 渋沢孝輔詩集

1974年5月、青土社から刊行された渋沢孝輔(1930~1998)の詩集。装幀は安東次男。第5回高見順賞候補作品。 目次 蓮華のしたたり 懸崖 ダクマ・だれがそれを 名言の鳥飼い まともな歌 刃 撚糸島 化身 遠い呟き 霧の華のコンプラント 歌 蕾論 幾重にも 凋落期…

鷗 大佛次郎

1943年8月、八紘社杉山書店から刊行された大佛次郎の長編小説。装幀は山下謙一。 目次 老人 冬暖かい日 若い鳩 家の中 籐のステツキ 空の人 薔薇少女 お猿畑 人間のこと カマクランシス 美青年 姑蘇城外 天と地の間 小さい神々 山上の人 NDLで検索日本の古本…

よいこの願望 小坂厚子詩集

1989年3月、潮流出版社から刊行された小坂厚子の第1詩集。 目次 よいこの願望 ダウラギリの堤防 青山の人形姫 ぱいぱいのおくりもの ポットリ パッタリ ジャングル・ジム プール・サイドにて 洪水のあと 金魚の死 蜜蜂の葬式 そのとき たくさんたくさんのか…

詩の宴 わが人生  江間章子

1995年4月、影書房から刊行された江間章子(1913~2005)の随筆。 『詩の宴わが人生』は、一九九一年―一九九二年にかけて、郷里の岩手日報日曜日の紙面に、連載したものです。その際一方ならぬお世話になった佐藤紀生学芸部長、黒沼芳朗次長、風情ある絵を添…

村梅記 白川渥

1942年1月、昭森社から刊行された白川渥(1907-1986)の短編小説集。装画は堂本印象、扉題字は木俣修。 目次 崖 直情派 柊の庭 頑童 朱い祠 村梅記 跋 NDLで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索

雑魚寝の家族 斎藤庸一詩集

1970年10月、昭森社から刊行された斎藤庸一(1924~2010)の第6詩集。 目次 貨物列車 玩具 くらい雨 しろくの蝦蟇 つぶれた蛙 腐れ縄 七夜 口角の泡 ボロ・長談義 男根の神々 思い首 妖の一席 土塀のなか 黒い甍 茣蓙の上 賽の河原 どんな葬い 鬼太鼓 路地 …

ノースリーブ 白石公子詩集

1985年11月、思潮社から刊行された白石公子(1960~)の第2詩集。 目次 Ⅰ 相殺 会話Ⅰ 会話Ⅱ 会話Ⅲ 根 裏通り 父 Ⅱ 猫の場所 寝息 女子大生 豚の頭 日課 成虫雖 順番 Ⅲ 共同生活 帰宅 ドライフラワー 日曜の朝 腹筋 溺死 甲虫 初夏 膿 ノート NDLで検索Amazon…

奥戸の馬鹿 風間光作詩集

1965年12月、新生社から刊行された風間光作の詩集。著者自装。 葛飾区から手紙をもらうことは、めったにない。ところが、二月の中頃、私のところに手紙その他二三の雑誌が送られて来た。珍らしいと思って見ると、その送り主の名が、風間光作(かざまこうさく)…

聖水盤 米澤順子詩集

1919年11月、東京堂から刊行された米澤順子(1894-1931)の詩集。 目次 潜める夢 潜める夢 思索 壁 疑惑の後 額 合言葉 扉 たはむれ心 鳥は啼けり 藥草園 唄うたひ 釦 室内にて 朝 嗟嘆 「彼の時」 紫丁子 掛毛氈 悲 さぼてん 十月の凉廊 哀愁 扉のうちそと …