1981年4月、オートデスクから刊行されたアンソロジー詩集。編集は楢崎汪子。絵は高松次郎。
目次
- まえがき 飯島耕一
- 沈む町 安藤藤元雄
- 自分の影が 岡田隆彦
- 日々の花 渋沢孝輔
- 小さな島 田村隆一
- 野 吉岡実
- モンスーン 吉増剛造
- 忌 天沢退二郎
- あなたが見ているものは 岩成達也
- あしたはあしたの風 ですか 大岡信
- 告白 岸田衿子
- 秋へ 北村太郎
- なにしているの 谷川俊太郎
- 冬の寺 飯島耕一
- 経済 石垣りん
- ある願い 清岡卓行
- 恋文 清水昶
- イヴの一日 中桐雅夫
- 駅 長谷川龍生
- ルーブル 荒川洋治
- しずく 川崎洋
- オレンジの砂めざして 白石かずこ
- 夢 関根弘
- 春の鳩 那珂太郎
- 出会い 一、九五三、一二五通りの詩(あなた・わたし・だれか・ひとり・みんな) 吉原幸子
- 高松塚 茨木のり子
- 磔刑場からのメッセージ 入沢康夫
- スプーンよ、おやすみ 正津勉
- 小さな花 鈴木志郎康
- 幻の昼 三好豊一郎
- 変「お」喋々 吉野弘