2022-03-01から1ヶ月間の記事一覧

ゆめうつつ 大石規子詩集

2003年6月、花神社から刊行された大石規子(1935~)の第6詩集。装幀は熊谷博人。著者は横浜市中区生まれ、刊行時の住所は横浜市中区。 目次 Ⅰ 骨笛 針供養 湯豆腐 七夕 あかい糸 闇の蛍 潮だまり 擬傷 雪の鶴 影の鳥 樹霊 樹霊観音 便り 夢のつづき 蛍 Ⅱ 電…

霧の中に 荒賀憲雄詩集

1992年10月、文京書房から刊行された荒賀憲雄(1932~)の第3詩集。装画は田辺守人、装幀は大祠正典。著者は京都市生まれ、刊行時の職業は京都府立高校教諭、住所は城陽市。 詩誌『ラビーン』に参加して以来、ほぼ一貫して「山」をテーマにする詩作品を掲載…

伏流伝説 高橋秀一郎詩集

1975年2月、長帽子の会から刊行された高橋秀一郎(1937~1991)の詩集。長帽子叢書2。 ここにおさめた作品は、ここ数年間とびとびに書いたものであるが、これらの詩が作品としてすぐれているものであるかどうかなどということは、私自身にとって二の次にした…

ふいに天使が きみのテーブルに着いたとしても 相沢正一郎詩集

1993年9月、書肆山田から刊行された相沢正一郎(1950~)の第2詩集。装幀は青山杳。著者は東京都生まれ。 目次 相沢育男 小野トモコ 鈴木清安 田辺富美枝 木村タカヒロ 天野整 布施保宏 パルコ木下 小野利明 田辺茂 小池アミイゴひろ 橋本律子 NDLで検索Amaz…

われら少女漂流民 雨矢ふみえ詩集

1986年8月、書肆山田から刊行された雨矢ふみえの第1詩集。装画は浜田洋子。付録栞は鈴木志郎康「活字の織姫が活字織りなすPinky記事」。カバー裏紹介文に高橋源一郎「少女特急の行方」。 目次 Ⅰ かげろう映えⅠⅡⅢ メイストーム 86' 都市(まち)に雪崩れるⅠⅡ …

精神の狩猟 竹森絵美詩集

1999年9月、路上社から刊行された竹森絵美(1960~)の第1詩集。装幀は古川良一。刊行時の著者の住所は弘前市。 目次 再び Running 春にして君を離れ チョウ 赤の7月 凝視 船出 手 Suicide Solution 月の砂漠を 腕 胞衣 Aのために ジャパネスク クライシス G…

いってきます 北野和博詩集

1997年10月、編集工房ノアから刊行された北野和博(1955~)の第1詩集。装幀は森本良成。著者は兵庫県生まれ、刊行時の住所は明石市。 ときどき水族館に行きたくなります。そういう時は我慢します。すると行きたくてたまらなくなります。そして出かけます。 …

ぬらり神 奥村真と2つの詩集

2011年8月、igaから刊行された奥村真(1949~2009)の追悼ムック。座談は雨宮慶子、井谷泰彦、戸沢英土、阿賀猥。エッセイは雨宮慶子、戸沢英土。ブックデザインはハマグリ。付録CD「神の庭」の詩は奥村真、朗読は福島泰樹、ピアノは仲畑雅人。 目次 ・詩集 …

名まえのない歌 伊藤浩子詩集

2008年11月、土曜美術社出版販売から刊行された伊藤浩子の第1詩集。編集は一色真理。装幀は長島弘幸。現代詩の新鋭1。刊行時の著者の住所は山梨県富士吉田市。 目次 冬 花 土祭 楽器 井戸 陶器 寺院 少女たちの歌 春の歌 黄昏 祈り 少年の祈りの歌 なまえ 妻…

祝砲 前田嘉代子詩集

1997年11月、花神社から刊行された前田嘉代子の第5詩集。装幀は熊谷博人。著者は東京生まれ。 目次 額紫陽花 うさぎ ピッコロ 熱化石 百夜千夜 恋 ゆれる綱 ペテロと呼ぶわ 轟音 家紋 薔薇供養 夏の泉 水際 汚れた袋からはみだした歌は 祝砲 イルカ日和 雲と…

新炭圖 秋山恵三

1932年4月、大都書房から刊行された秋山恵三の短編小説集。装幀は松田文雄。 目次 序 伊藤永之介 新炭圖 喋る佐次郎 般若 夜汽車 春まだき 生命(いのち) NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索

赤色戦線を行く 勝本清一郎

1931年1月、新潮社から刊行された勝本清一郎(1899~1967)のノンフィクション。 目次 1 海上四十五時間 ウラヂオと豚 大陸の背中を 一日廿五時間づつ シベリヤ斷章 2 モスクワのABC モスクワの手帖 モスクワで見た芝居 3 新ポーランドの經驗 4 第二の赤都か…

宇宙花 三沢一夫詩集

1983年8月、詩学社から刊行された三沢一夫(1940~)の詩集。刊行時の著者の住所は世田谷区深沢。 目次 宇宙人・ほんとうは僕は宇宙人なので 花・五〇億年地球はどれだけの死を吸込んできたのか 聖獣・暗黒!は埴輪のからっぽの眼の笑いをもたない 黄金の日…

朝陽門外 清水安三

1939年4月、朝日新聞社から刊行された清水安三(1891~1988)による伝記。著者は桜美林学園創設者。 目次 ・第一部 朝陽門外―戰火を超ゆるもの― 戰跡を低徊する 支那內地を一巡 胡適君の主戰論 宋美齡を訪ふ 七月七日の當日 妻子は旅順に避難 砲聲を聞きつゝ…

黄瀛 その詩と数奇な生涯 佐藤竜一

1994年6月、日本地域社会研究所から刊行された佐藤竜一(1958~)による黄瀛(こうえい・1906~2005)の評伝。装幀は松永るみ子。 目次 プロローグ 第一章 詩壇の寵児 最初の挫折 日本の中国侵入 詩人の誕生 草野心平との出会い 詩壇の登竜門を突破 萩原朔太…

戦後の学校 鈴木茂夫詩集

2004年8月、潮流出版社から刊行された鈴木茂夫(1953~)の第6詩集。著者は茨城県生まれ、刊行時の住所は川崎市高津区。 目次 入学 戦後の学校 <学>の自分史 沈黙と笑い カマキリは復活しない 米に関する武勇伝 スモーキー・マウンテン 波の花 自転車を転…

春寒記 齋藤史

1944年5月、乾元社から刊行された齋藤史(1900~2002)の随筆集。著者は東京市四谷区生まれ。 目次 ・春寒記 地形 入隊前後 金魚やさん 野 北海道の人々 手紙 啄木覺え書 分際 父のきもの ふりかへる 或る男 事件前 ふゆのさん 雜記 短歌鑑賞 女性達 師走の…

花万朶 安成二郎

1972年12月、同成社から刊行された安成二郎(1886~1974)の随筆集。 目次 序 「花万朶」の著者 荒畑寒村 ・幸田露伴博士 秋風鱸魚 帝国学士院に入った露伴博士 雀に喰われた菊 省減療法 露伴氏と菊池氏の将棋 カタクリ騒動 菊の賦 山が恋しい 先生の駒 東京…

岸花 藪田義雄詩集

1946年7月、ちまた書房から刊行された藪田義雄(1902~)の第2詩集。装幀は恩地孝四郎、カットは田中青坪。新選詩人叢書。 目次 ・子供 蠟燭 茗荷の子 陽炎 油 ・子供の地圖 子供の地圖 蝉 泣く 倫理 ・路上 白うつぎ 合歓 短夜 漂流 幼童 路上 或る遠景 坐…

重油富士 小野十三郎詩集

1956年4月、東京創元社から刊行された小野十三郎(1903~1996)の第9詩集。装幀は辻まこと。 これは、昭和二十八年に、「日本国民詩集」の一冊として出した「火呑む欅」に次ぐ私の第九番目の詩集にあたります。凡そ三年間に書いた四十篇の作品を、「野の夜」…

文学のふるさと山形 真壁仁

1971年6月、郁文堂書店から刊行された真壁仁(1907~1984)による山形出身作家解説書。「山形新聞」連載。著者は山形市生まれ。刊行時の職業は山形県国民教育研究所長。 目次 ・第一部 小田仁二郎 小説 丸谷才一 小説 沢渡恒 小説 庄司総一 小説 逸見広 小説…

贈られた女 佐野洋

1966年12月、講談社から刊行された佐野洋(1928~2013)の短編小説集。 NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索

ガソリンスタンドで 林嗣夫詩集

1995年11月、ふたば工房から刊行された林嗣夫(1936~)の詩集。表紙は安井勝宏。 第26回高見順賞候補作品。著者は高知県幡多郡十和村生まれ、刊行時の職業は中学校教諭、住所は高知市。 目次 ケヤキ林の中で 花冷え カマキリ ある日の飢餓 ことばのある風景…

提婆達多 那珂(中勘助)

1921年5月、新潮社から刊行された那珂(中勘助)の長編小説。画像は裸本。 NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索

林檎 林嗣夫詩集

1989年12月、書房ふたばから刊行された林嗣夫(1936~)の詩集。表紙は久保理子。著者は高知県幡多郡十和村生まれ、刊行時の職業は中学校教諭、住所は高知市。 目次 林檎 位置 泣きながら 猫 シャモ コンサート 種崎海岸 高知公園で 水割り ちらし寿司 竹 ト…

遠い顔 元吉益子遺稿集

1927年11月、私家版として刊行された元吉益子の遺稿集。編集は元吉善正。装幀は内田富子。 目次 序文 伊藤公平 ・益子遺稿編 遠い顔 幻の國 私の日記 少女の頃 空を仰ぐ ・善正編 ふるさと 巻末少記 善正 NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで…

耳 林嗣夫詩集

1986年11月、書房ふたばから刊行された林嗣夫(1936~)の詩集。表紙は北泰子。著者は高知県幡多郡十和村生まれ、刊行時の職業は中学校教諭、住所は高知市。 目次 あじさい わたしを運ぶもの 這っていく 殺人事件 ゆうれい 団地あたり 秋 声が 自転車 落葉 …

赤い腕章 島田紫郎詩集

1950年4月、名鐵詩話會から刊行された島田紫郎の第1詩集。 この本の名『赤い腕章』は現在私が赤い腕章を巻いている自動車々掌であり、又これらの作品の殆んどすべてが、この仕事になつてからのものなので、それを記念する意味からとつたものである。山奥のバ…

カナカナを聞きながら 林嗣夫詩集

1985年11月、書房ふたばから刊行された林嗣夫(1936~)の詩集。表紙、挿画は山沖素子。著者は高知県幡多郡十和村生まれ、刊行時の職業は中学校教諭、住所は高知市。 目次 段ボール、その愛のかたち 運転免許証 初夏 カボチャ 小さな運動会 小鳥のこと 五月 …

狼の嘘 江川英親詩集

1981年12月、Alméeの会から刊行された江川英親(1931~)の第4詩集。題字は柿添元、編集構成は黒田達也。第18回福岡県詩人賞受賞作品。著者は福岡県飯塚市生まれ。刊行時の住所は福岡市東区。 凡そ怒りには、義憤というほどの血筋のよさが面容にあって、かえ…