1944年5月、乾元社から刊行された齋藤史(1900~2002)の随筆集。著者は東京市四谷区生まれ。
目次
・春寒記
- 地形
- 入隊前後
- 金魚やさん
- 野
- 北海道の人々
- 手紙
- 啄木覺え書
- 分際
- 父のきもの
- ふりかへる
- 或る男
- 事件前
- ふゆのさん
- 雜記
- 短歌鑑賞
- 女性達
- 師走の思出
- 第七十七議會の印象
- いのちの甲斐
- 開花期
- 奉告祭
- 美しい言葉
- 薔薇とかきね
- 感激にひれ伏して
- 父娘の會話
- モサリンスキー氏と永松樹
- せんたく談議
- 花のたより
・日々記
- 仕事
- 幸福
- 一日
- 失念
- 子供・もちの木
- 眼
- はなし
- 机
・若い人々に
- つはものの歌
- 母となる心
- 防人の母・妻のうた
- 勤勞女性の歌
後記