2020-08-01から1日間の記事一覧

オウバアキル 三角みづ紀詩集

2004年10月、思潮社から刊行された三角みづ紀の第1詩集。写真は著者。付録栞は、福間健二「魅惑に満ちた苛酷な世界」、池井昌樹「パンドラの函を破って」、井川博年「切り札登場」、田野倉康一「意外に健全である」。第10回中原中也賞受賞作品。 日本語とは…

クワカ ケルル 野木京子詩集

2018年9月、思潮社から刊行された野木京子(1957~)の第5詩集。装幀・組版は稲川方人。 目次 ウラガワノセイカツ 大きな木とどこにもない空 葉脈の時間 声の水面――新井豊美さんへ 傍らの海 木馬 渦のもの 声のひび割れ 紙の扉 境界 貝殻の風 鏡の空と幻獣 …

あたしはあたし 小山弓詩集

1988年12月、思潮社から刊行された小山弓の第4詩集。装幀は高橋弓彦。 目次 金魚のゆめ 砂のうつつ 九月の呼吸 遠い祭り 朝の哲学 鬼胎 風に吹かれて ジーザスクライストアンチヒーロー 実生 しのび泣いて 啖呵 甘ったれて 水族館 らいおん願望 水の刃 春 う…

魂の形について 多田智満子

1981年10月、白水社から刊行された多田智満子(1930~2003)のエッセイ集。装幀は小野絵里。 本書は同人誌『饗宴』(書肆林檎屋刊)の二号から八号まで七回にわたって連載したエッセイに多少の事を加えて、ささやかな一本にまとめたものである。 もとより学問…

祝火 多田智満子詩集

1986年10月、小沢書店から刊行された多田智満子(1930~2003)の第9詩集。 目次 Ⅰ 桃源 螢 初夢 山姥 石臼のある家 谷川の道 水のひと 糸の女 庭の女 月長石の女 祝火 懈怠の島 そらまめ 脳髄の秋 石婚歌 忘れ川のほとりに Ⅱ 不在の町 反覆 蛙 自伝 淵 ライ…

贋の年代記 多田智満子詩集

1971年8月、山梨シルクセンター出版部から刊行された多田智満子(1930~2003)の第5詩集。装幀は野中ユリ。現代女性詩人叢書3。 目次 ・ヘラスあるいは古代 アリアドネ オルペウス オデュッセイア ヒヤシンスの墓 夏の魚 穀霊 エクピローシス以後 ・ロマンス…

鏡の町あるいは眼の森 多田智満子詩集

1968年3月、昭森社から刊行された多田智満子(1930~2003)の第4詩集。装幀は野中ユリ。 目次 眠りの町 道たち 鏡 鏡の町あるいは眼の森 NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索

薔薇宇宙 多田智満子詩集

1964年3月、昭森社から刊行された多田智満子(1930~2003)の第3詩集。装幀・装画は村上芳正。 目次 ・発端 発端 虹 死んだ太陽 冬 歌 黒 風 唄 夏のはじめとおわりの唄 べつべつにうたわれる朝の唄 祭 太陽がいつぱい ・薔薇宇宙 闇 薔薇 夜の管のなかに 薔…

闘技場 多田智満子詩集

1960年7月、書肆ユリイカから刊行された多田智満子(1930~2003)の第2詩集。 目次 序にかえて Ⅰ 闘技場Ⅰ 闘技場Ⅱ 闘技場Ⅲ 日曜日 映像Ⅰ 映像Ⅱ 映像Ⅲ 死刑執行 朝の花火 葉が枯れて落ちるように 雪の伝説 Ⅱ 船のことば ふたたび船のことば 遠い国の女から 河…

花火 多田智満子詩集

1956年5月、書肆ユリイカから刊行された多田智満子(1930~2003)の第1詩集。 目次 Ⅰ 花火 フーガの技法 黎明 古代の恋 カイロスの唄 城 波 崩壊 挽歌 失業 疲れ この島 夜の雪 行人 嵐のあと ひとつのレンズ パンタ・レイ ドン・ジョヴァンニのレシタティヴ…