2014年9月、花梨社から刊行された川端進(1940~)の第4詩集。Pocket poets series no. 4。付録栞は中上哲夫「精神と形式 川端進のソネット」。著者は松阪市生まれ。
目次
Ⅰ
- 釣り男の一日の始まり
- 清福
- 山女に鶯
- ギブミイ
- 釣り道楽
- 釣りって残酷だね
- 釣り人の決まり文句
- 釣り方問答
- 秋刀魚の焼き方
Ⅱ
- 診断
- 誕生日に
- 世情
- 恨み節
- 学校の思い出
- 自分と向き合って
- 覚悟
- 墓石(1)
- 墓石(2)
- お葬式
Ⅲ
- 恙なく生き長らえたけれど
- 水のあるところでは
- 覚悟だけは懐に
- おひとり様の暮らし
- 尺取虫だなんて
- 人生なんてこんなもんさ
- 今年はぼくの干支なので
Ⅳ
- あの日―三・一一の記憶
- あの日―三・一一の記憶
- お母さんわたし子ども産めるの
- 拝啓 智恵子さま
- 揺れている
Ⅴ
- 人生の処方箋
- 気づいたときには
- 旅の終わりは