2021年1月、思潮社から刊行された田中庸介の第3詩集。絵は中川あゆみ、ブックデザインは祖父江慎、根本匠、志間かれん。
目次
Ⅰ
- 養老渓谷
- 地獄谷。
- シャワー
- 昆布飴というものが、それで
- 貴重品
- 防腐剤、
Ⅱ
- 風の道
- パイナップル
- 菊坂のあたり
- 花
- 若林、 the dead end...
- 大橋、大橋
- こないだの桜
- 新しいドアの前に
- サイレント・ナイト
- 羽越本線、冬瓜
Ⅲ
Ⅳ
- 大災害のはじまり
- タンパク質の局在
- 二〇一四年、ガラケーの詩 20
Ⅴ
- 塩漬けにされた鯖と彼女
- 富士五湖の夏
- サンフランシスコへの学会出張
- サンフランシスコ14番ライン
- ぴんくの砂袋
- 夜の檜山
- 豚。
- 中年の朝
- 夏の旅
- 坊さんは(詩人は)
- 花曇り