2017-04-02 化石 関口フサ詩集 その他詩集 現代詩女流賞 1984年、あざみ書房から限定250部で出版された関口フサの第三詩集(第一詩集は『火の声』、第二詩集は『形』)。第9回現代詩女流賞候補作品。 化石 薄闇の中では何も見えなかった猫のようにひらいた瞳孔でみつめた先も薄闇がつづいた 薄闇の中で耳を澄す何か物音はしないか少しだけ動く気配はないか化石になり化石の先を聞く 耳の向うにかすかな丘があってこわれた受像機がおちている NDLで検索 Amazonで検索 日本の古本屋で検索ヤフオクで検索