1994年12月、審美社から刊行された永坂田津子(1933~2001)の評論集。
目次
第一部
- 無の美 西脇順三郎論Ⅰ
- 自然と反自然 西脇順三郎論Ⅱ
- そして詩は 今 どこに? 富岡多恵子試論
- 言語の中より言語の外へ 富岡多恵子論Ⅰ
- 〈呼吸(いき)語り〉から〈生き語り〉へ 富岡多恵子論Ⅱ
- 隠喩の消滅
第二部
- ロレンスとジョンの黙示録
- 自然の両義性 ロレンスの『アポカリプス』
- 彷徨する存在の牧者 サミュエル・ベケット序
- 二重の非知について サミュエル・ベケットⅠ
- あ・い・だの詩学 サミュエル・ベケットⅡ
- ポスト・モダン戯法叙説
あとがき
関連リンク
現役論 ― 永坂田津子の一周忌によせて