1977年3月、蜘蛛出版社から刊行された楠田一郎(1911~1938)の詩集。編集は飯島耕一(1930~2013)と鶴岡善久(1936~)。
目次
1
- 黒い雨 Ⅰ
- 黒い雨 Ⅱ
- 黒い雨 Ⅲ
- 黒い雨 Ⅳ
- 黒い雨 Ⅴ
- 黒い雨 Ⅵ
- 黒い雨 Ⅶ
- 黒い雨 Ⅷ
- 風俗喜劇
- 風俗喜劇
- 風俗喜劇
- 神聖十字軍
- 理髪館
- 暇な午後
- 村々
- 風俗の田舎
- 黒い太陽
- 田園的睡眠
- 旅行者
- 牧歌の夏
- 飾窓
- アトリエ村
- 手紙の朝
- 村のディオニソス祭
- 一章の風物詩
- 田園劇場
- 島
2
- 走法
- 冬の旅
- 日曜日或ひは金曜日
- 別荘暮し
- 気候的
- 葉がくれ
- 太陽の髭
- 草上の晝饗
- 午後の石
- 石の午後
- 昨日
- 水晶杯
- 季節
- 葡萄作り
- 園丁
- 朝食前
- 裸身
- 吟遊行旅
3
- 午睡時間
- 窓
- 秋郊
- 秋陰
- 悪童
- 黄昏
- LETTRE DE PRINTERMPS
- 雨
- 夜の鞭
4
評論
- 現代に於ける詩の意義
- ラムボウの血液――大島博光訳「地獄の季節」――
- アンドレ・ジイド
- 安西冬衛に関するアルファベ
- 詩人としての阪本越郎小論
- 三つの詩集に寄せて
- 梢と栖居――柏木俊三詩集〈栖居〉について――
- 佐藤義美氏への短い言葉――詩集(存在)について――
- 恢復期
5
翻訳
- 肖像畫――頭蓋過大の息子抄――アンリイ・ミショオ
6
- 楠田一郎の「黒い歌」の意義 飯島耕一
- 解説 鶴岡善久
付録