1996年10月、砂子屋書房から刊行された崎山多美(1954~)の第1エッセイ集。装本は倉本修。
目次
Ⅰ
- 闇のむこうから
- 祖母の逝った日
- 海の上の校舎
- 至福の時間
- 記憶の音
- あの出会い
- あの声
- 島唄狂い
- ネーネーズ讃歌
- あめりか通り
- バイバイ沖縄
- 予備校放浪
- 朝の道
- 原点のコーヒー
- しゃべるの文体
- 偏差値病
- チョウタロウの話
- シマ巡り断章
- 杜(もり)の写真
- 馬を洗う
- ハンドゥ小(グウ)
- 水ウトルー
- ジュースの実る木
- 仲宗根先生の横顔
- 家族の風景
- 病院の夜
- ビンボー談義
- エイサーの音
- トウンテントゥン
- 五十年目の夏
- 琉球國祭り太鼓
- 音にまみれて
- 星を数える
- 電話の相手
- ワタブーショウの帰り
- あの頃の人々
- シマ巡り再考
- ナカユクイのコーヒー
- アカマタクロマタの夜
- オーポーヨー
- 神別れのウタ
- 夢語り
- 女友だちのこと
- 市(マチ)を歩く
- ニューファイユー
Ⅱ
- 島を書くということ
- 島の窪みから
- 足許の闇
- あわいの闇
- 石割れの島
- オキナワつきしろの町にて
- 怠惰に幸福な時間のあとで
- 返しそびれた一冊の本
- 病院生活の記
- 95オキナワ、迷想の朝
- 踊(うどう)てい遊(あしい)ば
あとがき