2004年9月、土曜日術出版販売から刊行された中村純(1970~)の第1詩集。第14回詩と思想新人賞。第37回横浜詩人会賞。第55回H氏賞候補作。装幀は司修(1936~)。
目次
浅草・青森 祖母の旅
- いのり
- いのり――祖母の死の際に
- 祖母の居場所
- 添い寝
- 牛乳とふたつのお尻
- 食道園
- 海鳴り
- ゴノへの家
- 特養の食卓
- ながい昼下がり
- 秋の日
- 祖母の帰省
- キツネモリ
- 青函連絡船
玄海・釜山 祖父の海
- 戸籍の空欄
- 玄海の船着き場で――森崎和江さんへ
- 光抱く海――森崎和江さんに
- 龍頭山公園
- 釜山港
- 走る少年
- 乾魚物都売市場(コンオムルトメシジャン)
- 少年の海
- 二〇〇三年・冬 釜山の光の中を
- 市場(シジャン)にて
- ハングルの路地
- ケンチャナヨ
草の家
初出一覧
跋「縁と淵……真ん中にどうぞ」落合恵子
あとがき
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