1984年8月、ブレーンセンターから刊行された宗秋月(1944~2011)の第2詩集。装幀は秋山高廣。
目次
まえがき
一 生きていること
- おおぎいちゃあらん
- 忍草
- 未練な唄
- 夜叉
- 遺言
二 我が輪廻のうた
- 我が輪廻の五月
- これは一つの物語です
- 名前
- 草津の女
三 我がパンソリ
四 一枚の写真からの連想
- 道のれんそう
- まぼろしのふるさと
- 済州道の母よ
- 済州道の両班達
- 赤い靴
五 第一詩集より
- キムチ
- 祖国がいえる
- チェオギおばさん
- 頼母子講
- にんご
- 異人さん
- あぱぁとめんと
- 貼子哀史
- 雪の下での店びらき
- 平野運河
- 帰郷・1
- 帰郷・2
- 酒筵(繰言をする父)
- 子守り唄考
- アニメーション
- きんぽうげ
- 任務
- 南京虫
- 朝顔
- ピラニヤ
- 日本海(鳥取からなる)
- 睦言
- 蛇経
- 新潟港
六 私の詩と生(座談会)
- 詩集の発刊によせて
後記