1970年9月、思潮社から刊行された唐十郎の詩集。挿絵は林静一、楽譜は小室等、装幀は田辺輝男、写真は森真一。
目次
- 夜桜姫さんのうた コンコンコン……
- お銀のうた 家が貧しかったので……
- 〽 おっとそこゆく……
- 〽 首はいらんかねえ……
- 夜鷹ソング ヤヤヤヤァー
- 〽 向こうをごらんと……
- 小春のうたう唄 夜風が吹くよ……
- 小春のうたう唄 風と雲とに……
- 乞食の唄 おうむがシルバーに……
- 小春のうたう唄 グッと入れろや……
- 緑のおばさんのうた せがれどこゆく……
- ドクリンコの唄 ドクドクドクリンコ……
- 幸福 スカッチピンドン……
- アリババ 朝は海の中……
- 黒パン党のうた この世にパンは……
- 〽 街がいつしか……
- あんたが死んだら おもいだして……
- 床屋ソング 俺は長いこと……
- さすらいの唄 ある夕方のこと……
- ドクター袋小路の唄 哀れ この世は……
- 鬼刑事の唄 思えば遠くきたもんだ……
- らくだのこぶ らくだのこぶは 空に星があるように……
- 弟よ…… 弟よ 君死にたまふ
- ひなまつりのうた 三月三日が来るならば……
- 乙女の中の乙女 時はゆくゆく……
- 皆既日蝕 あの人にあったら……
- 時間のお勉強 おおパリ……
- アテナの塔 黒き荒磯……
- 囚われの姫 雪にうもれた城一つ……
- 川い痛いのママン あたしは痛い……
- 思れる乙女 その日は海が……
- ガラスの子宮 ガラスの子宮は……
- 人家さんの唄 月に一度は……
- ビンボー砦 ビンボー砦の……
- コミ少女 朝鮮と支那の境の……
- 海賊の唄 あれから しこたま……
- 恋と冒険のとき ガンジス川の畔りに……