1980年8月、オリジン出版センターから刊行された辻五郎(1934~2020)の第4詩集。カバーは香月泰男。著者は中国瀋陽市生まれ、刊行時の住所は町田市。
目次
Ⅰ まだ曲のないうた
- まだ曲のないうた
- こころよ
- してうたを
- 知っている?
- 夕闇の唄
- 倒錯わたり
- 死者たちと・あるいは詩法
- 今は悲しいだけ
Ⅱ まざあぐうす・もどき
- ひとつのたるに
- 風が吹きゃ
- なんにもなけりゃ
- ないしょばなし
- ねんねこ
- やせた男
- いびつな男
- 無口な十五年目
- しりとり唄
- いろはに
- むかしばなし
- むこうで
- わだつみ
- かりたす学院
- 大学のえらい先生
- いぬはぼうぼう
Ⅲ 日常生活の困難と教訓
- 序として・日常生活との出会いの唄
- 朝の洗面所で
- 新聞のための注
- 日の丸を掲げうるか
- あなたもスパイになれる
- 誰れが自警団員にならないか
- 入学試験場で
- テレビの昼
- パチンコの唄
- 団地のなかで
- 実験室のネズミ
- 闇のなかの椅子に座り
- 引き続く否の唄
Ⅳ 反国家
- 反国家・序
- 躓きの石
- 国家狂い
- そして垂れる犯罪
- きょうの日記
あとがき
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