2011年9月、書肆山田から刊行された新延拳の第7詩集。装幀は亜令。装画は森雅代。付録栞は岡井隆「新延拳さんの『神話の切れ端』解読」。
目次
- 神話の切れ端
- 風 見つけた
- 届くかな」
- よみなさい すぐに
- 一本の線を お願い
- 悲しみの賞味期限
- 旅立ちは夕暮れが
- 星の墓
- 本の扉を開けると
- 遠い祈り
- 育ってゆく離れてゆく
- 詩作し検索する男
- 明日は晴れるだろう、でも誰か足りない
- わが結界
- ただいま帰ってきたよ
- 背後の時計
- 未来がなつかしい
- 喪章の男
- 幻の入鋏音
- 心の管理人
- ツィゴイネルワイゼン
前の世も――あとがきにかえて