花筺 三好達治詩集

f:id:bookface:20191011132801j:plain

 1947年6月、実業之日本社から刊行された三好達治の詩集。

 

目次(要確認)

  • 遠き山見ゆ(序にかへて)
  • たきまはる
  • ねむの花さく
  • 時世をふれば
  • かへる日もなき
  • しろくすずしく
  • 命つたなき
  • 青くつめたき
  • けふはわが背の
  • 夏の日の
  • 明日は死ぬ人のやうにも
  • 城はやぶれし
  • けふも旅ゆく
  • またある時はわが宿を
  • またある時は野にいでて
  • ひとつうれひに
  • くさの庵の
  • 水仙の香や
  • 葉ずゑをわたる
  • かよわい花
  • 人の世よりも
  • あるは丘べを
  • 軒端の雨も
  • 庵のあるじが
  • 桃の花さく艸の戸に
  • 桃の花さく裏庭に
  • ちちと啼きしは
  • 水のほとりに
  • すずしきうなじ
  • 山なみとほく
  • おもきうれひを
  • 桃の畑の
  • 風にさゆらぐ
  • みちゆく人は
  • 沖の小島の
  • いそぎの用の
  • うれひをしらぬ
  • さぼてんの花
  • まろうどの
  • みちのべに
  • 本屋の息子
  • のろの仔鹿の
  • 艶にすぎたる
  • いまこの庭に
  • たんぽぽ
  • いにしへの
  • いのちひさしき
  • 阿夫利の山に
  • 牛のまなこも
  • そのパレツトを
  • 泰山木の
  • 朴の花
  • 空はひととき
  • 艸の庵に
  • 訪ふ人なしに
  • 野のわる狐
  • またある時は人の子の
  • ひななる花の
  • 霜むらさきに
  • 旅路はるけき
  • 人をおもへば
  • わが名をよびて
  • 黄金のいろに
  • 君ここを
  • ひさかたの
  • 明日をまつ
  • はるかなる
  • うかりける
  • もろともに
  • あはれしる
  • なほよべの
  • もものはな
  • こころざし
  • ほととぎす
  • 旅人の
  • はつ夏の
  • さやさやと
  • うき人は
  • 艸のまに
  • 日まはり
  • 夕立のとほりすぎた
  • うせてのち
  • 宋の世よ
  • 秋風に
  • あはれこは
  • 朝ごとに
  • 茶の花の
  • 宵月夜
  • 身は老いて
  • 鴎なく
  • 願はくば
  • うつつを夢と

 

日本の古本屋で検索
ヤフオクで検索