1990年2月、筑摩書房から刊行された李陸史(イユクサ)の詩文集。翻訳は伊吹郷。装画は玉一成。
目次
はじめに
Ⅰ 詩
- うま
- 春愁三題
- たそがれ
- 失題
- ひとつの星をうたおう
- 海潮詩
- 路程記
- 草ぶきの家
- 江を渡っていったうた
- 小公園
- 鴉片
- 年譜
- ナムアン山城
- みずうみ
- 青ぶどう
- 絶頂
- 斑猫
- 狂人の太陽
- 日蝕
- 喬木
- 西風
- 独白
- 娥眉
- 子夜曲
- ソウル
- 芭蕉
- 花
- 曠野
Ⅱ 散文
- 爪切り記
- 季節の五行
- 不慮の災難
- わが代用品
- 印章を恋うる記
- わがミューズ
- 少年に
- めぐりあい
- こうもり
- 海のこころ
- 石庭先生の還暦をことほぐ
- 日暮れに裏山にのぼる
- 酒はよきかなの
- 魯迅追悼
- 新進作家張赫宙君訪問記
- 一九三四年に臨んで文壇に対する希望
- 崔貞熙女史への便り
- 申石艸へおくる手紙
Ⅲ 資料
訳者あとがき