1985年6月、宝文館出版から刊行された両角享子の第1詩集。装幀はたけだとしこ。
目次
刊行に寄せて 萩原英彦
- もうすぐ 春だね
- 幼い頃の思い出は
- 私の五十年
- 桜井さんのまりちゃん
- 赤枝太郎君に
- 戦争の始まったその日
- 私の桜
- 私の望み
- 一年たったら
- 雨がふります
- 父の眼鏡
- 私が歩いて来た道
- 電車の顔
- 八月のノルウェー
- ここはスイス
- デンマーク
- カナダの 山
- 秋
- 月のきれいな夜に
- 夕やけ
- 月
- 銀杏の葉
- 夜明けまでに
- みて みて 夕やけ
- 秋枯れの道を歩いて
- 地下鉄が
- 馬車通学
- ゆうべの雪は
- 少年の笑顔
- あの森のむこうには...
跋 武田隆子
あとがき