1972年5月、詩洋社から刊行された前田鐵之助（1896～1977）の第16詩集。
目次
はしがき
・海辺の家
- 鯨
- 海辺の家で
- 飛沫に
- 水平線
- 道走
- 初島
- 松籟
- 松續
- 波の高い日に
- 早春の日に
- 砂上の流木
- 光の海
- 荒磯に
- 犬
- 海鵜
- 晩夏
- 海に憑かれた男
- 海女
- 鷗(その一)
- 鷗(その二)
- 鷗(その三)
- 鳶に
- 鳶に(その一)
- 鳶に(その二)
- 岩
- 石
- 真鶴
- 海辺の家
・折々の抄
- 法師蝉に
- 秋のよき日に
- 富士の日没
- 五月の雨の日に
- 老梅に
- 或る樟木に
- 伐られた杉
- 冬、夕空に
- 一本の冬の木
- 冬に入る日に
- 真夏の蝉
- 小庭日日六篇
- 一、鴨
- 二、冬
- 三、蜘蛛の網
- 四、蒿雀
- 五、麗日
- 六、目白、頻白
- 冬の陽に
- 二羽の山鳩
・拾遺抄
- 虹
- 新緑讃歌
- 讚歌
- ひとに
- 蝸牛
- 牛
- 苔
- 桜ふぶきに
- 雪路
- ドーム
- 氷桂
- 越智信子夫人に
- 石井信子に
- 高浜美代子に
- 祝婚歌
- エルザ
