2000年11月、花神社から刊行された藤本敦子(1945~)の第2詩集。装幀は熊谷博人。著者は宮古市生まれ、刊行時の住所は千葉市。
作品は、『ラ・メール』『サンケイ朝の詩』『渚の午後』『かもめ』等に発表したものの中からと、書き下ろしを五篇加えました。
書き続ける場をくださいました新川和江先生、伊藤桂一先生に深く感謝申し上げます。ご病気の吉原幸子先生に、ご快復の祈りと感謝を捧げます。
(「記」より)
目次
- 木洩れ日
- 風
- 五月
- 春
- 秋の縁側
- 駅
- そんなこと
- きさらぎの水
- 朝
- 雪道
- 絵をかくこども
- 学校へ
- 立て札
- ポプラ
- 競技場
- 大根
- ある日
- 処理
- 変
- 風景
- 方向
- 街
- タンチョウ
- 街道
- 春キャベツ
- 今日
- 山の聲
- 土の上
- 滝――あとがきにかえて
記