2017年12月、書肆山田から刊行された能祖將夫(1958~)の第4詩集。装画は三嶋典東。著者は新居浜市生まれ、刊行時の住所は相模原市。
目次
Ⅰ 後八千の葉
- エクスプレッション
- 変身!
- 細胞には海の記憶が刻まれている
- 参詣
- 霊媒と詩人
- 盆の上
- 海の家
- 魚は海に帰れ
- 西からやって来た奴
- でんでん猫
- なんまいだ
- 夜陰
- サッサと
- K―かなしみのこども
- 雀のレース
- ネコロブ島の猫
- 夜明けはどっちだ
- かなしみという名の爆弾を
- 見定めて撃て
- 上の空さん
- こうして傘を差して
- 今夜もどこかの公園で
- 押し殺しの歌
- Have a good day!
- 桜並木の下を行けば
- 春を喰う
- みおさめ
- 都市伝説
- 移ろいの窓
- 陽炎座
- こどものようにハテナと思った
- 斎の劇場
- 幽霊の話
Ⅱ 声を響かせて