1985年7月、青弓社から刊行された吉野亨(1922~)の評論集。編集は新日本文学会。装画は谷口幸三郎、装幀は今江誠人。著者は徳島市生れ、1964年に共産党より除名される。刊行時の職業は書店経営、住所は大阪市東淀川区。
目次
序文 針生一郎
Ⅰ
Ⅱ
- 金の橋噺
- 厄除(やくよ)けの町
- こぶ男
- ネリヤマ君と私と四人の家族 童 話
- 童話
Ⅲ
- 私は「球根」をいかに「栽培」したか 五〇年問題と私
- 三島の辞世の解読
- 中野重治のなかの阿Q的なもの
- 詩人南宗二郎について-
あとがき1
あとがき2