1986年4月、小澤書店から刊行された那珂太郎（1922～2012）の第2随想集。
目次
Ⅰ
Ⅱ
- 早春の土
- 圍碁と俳諧
- 一日會圓碁會の記
- 幸田弘子さんの朗讀
- 變幻する無償の美
- 重層的な詩と音樂の試み
- 柴田南雄の記念コンサアト
- チャアリイの死とモオツァルト
- 空海の書
- 高野切古今集
- 仙厓寸見
- ヨオロッパに旅して
Ⅲ
- 詩との出會、詩人との出會
- 島崎藤村
- 萩原朔太郎
- 北原白秋
- 嵯峨信之
- 井上靖
- 草野心平
- 中原中也
- 三好達治
- 伊藤信吉
- 富士川英郎
- 西脇順三郎
- 清岡卓行
- 野口雨情――囘想と寸感
- 私の好きな一篇の詩
- 堀口大學
- 旅人かへらず――西脇順三郎追悼
- 中桐雅夫哀悼
- 萩原朔太郎の人柄
- 『萩原朔太郎撮影寫眞集』
- 『嵯峨信之詩集』附記
- 清岡卓行氏と大連―中國
- 寺田透『和泉式部』
- 大原富枝『建禮門院右京太夫』
- 平井照敏句集『天上大風』
- 澁澤孝輔『蒲原有明論』
- 粟津則雄『日常と記憶』
- 大岡信
- 直木孝次郎のこと、そしてこの本――『法隆寺の里』にそへて
- 山本健吉
- 加藤楸邨
- 森澄雄の川
- 鷹とて鳩になりにけり
- 『雪櫟』の背景
あとがき
