木の骨 城戸朱理/吉増剛造

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 1993年9月、矢立出版から刊行された城戸朱理吉増剛造の対話録。装幀は菊地信義。枝折り付録として「火と言葉をめぐって」(高貝弘也)。

本書は城戸朱理吉増剛造との対話(於吉祥寺MANDA-LA2、wattsの会、91・7・4)を元に、幾度となく二人の間を往復、交換された言葉の振動が、木と木のざわめき石と石の沈黙を経て、骨と骨が響き合うように「対話」そのものからは隔たりつつ生成していったひとつのテクストである。

 

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