1954年、河出書房から刊行された生野幸吉（1924～1991）の第1詩集。釘装は生野三郎。
目次
序にかえて 前田棟一郞
しほさゐ
- しほさゐ（四六・八・二五）
- このひるの・（四六・九）
針
- むぎばたけその他の素描（五〇・五―七）
- ひかりといふひかりが・（五〇・九）
- あき（五〇・一〇）
- しんしんおほきい・（五一・一）
- 早春のⅠ
- II（五一・三）
火山
- さわさわと海の・（五一・六）
- ヘルマフロディト（五一・七）
- 太陽にⅠ
- II（五一・七）
- III（五一・七）
- ジュピター（五一・七）
- 火山Ⅰ
- II（五一・八）
- III（五一・八）
- 終極（五一・九）
- 飢えの歌（五一・八）
- 無言歌（五一・八―九）
- 白い溝ある・（五一・九）
- 海 断片（五一・一一）
- みぞれ（五一・一二）
- 一年（五一・一二）
- 明けざるあさのうた（五一・一二）
- きさらぎの唄Ⅲ
- IV（五二・二）
- V（五二・二）
- 地下（五二・三）
- レモン（五二・三）
- 三人（五二・四）
- かぜにうたふ（五二・三）
太陽轉換
- 海１（五二・五）
- 海２（五二・五）
- 海３（五二・五）
- 大風の日に１（五二・三）
- 同終節（五二・三）
- 傷１（五二・七）
- 傷２（五二・七）
- 傷３（五二・七）
- 劔岳（五二・八）
- 晩夏（五二・八）
- 吿白（五二・八）
- 春より（五二・八）
- 太陽轉換（五二・九）
- 聲１（五二・一〇）
- 聲２（五二・一〇）
- 聲３（五二・一〇）
- きりどほし１（五二・一〇）
- きりどほし２（五二・一〇）
- きりどほし３（五二・一〇）
- 航海Ⅰ（五二・一二）
- II（五二・一二）
- 雪へのさそひⅠ（五二・一二）
- II（五二・一二）
- 底流（五三・一）
飢火
- 灰火燈（五三・三）
- 飢火（五三・八）
- 手記（五四・一）
- 山脈（五三・一一―）
- わかれ（五四・八・二九）
註 「手記」以後は新かなづかいに依つたが、それ以前の作品中でも、例えば「さわやか」「しずか」「こわす」等、新舊を意圖的に混用した所がある。あえて統一しなかつた。
