1979年11月、思潮社から刊行された青木はるみ(1933~)の第2詩集。装画は山口善造(1913~2003)、装幀は菊地信義(1943~)。解説は藤井貞和(1942~)。新鋭詩人シリーズ9。
目次
ダイバーズクラブ
- 罠
- 遠雷
- 椿の着物
- すでに夜だろうすでに朝だろう
- 椅子をシャベルで掬う
- 春雷
- 銀のとき
- こちらは雨
- ダイバーズクラブ
- 鬼籍
- 出刃庖丁の背で
- 塔(タワー)
- かいしょはどこですか
- 非行
- アソデスのマントー
- 透き影
- 少年はでかける
- アキノウナギツカミ
- 零れる
糸がつながる
- 糸がつながる
- ひまわりを五十三ぼん切る
- あやめの咲く庭
- みかん水とお好み焼き
- 防火扉
- 雪を、かくまう
- 膝をつく
- 天候
- 虹
たしかな触感・『ダイバーズクラブ論』――藤井貞和