2021-10-09から1日間の記事一覧

浜田知章詩集

1955年8月、山河出版社から刊行された浜田知章(1920~2008)の第1詩集。著者は石川県生まれ。 こうしてまとめてみると、不満が出てきて古い傷口をなでられるような感じもした。目に余るものは取り去ることにした。初期詩篇のいくつかは、ぼくの詩的出発のモ…

妣の國 深澤忠孝詩集

1974年7月、地球社から刊行された深澤忠孝(1934~)の第3詩集。題字は美山照陽氏、扉絵は河内文夫。著者は福島県生まれ、刊行時の住所は東京都国分寺市。 『熔岩台地』から六年ぶり、その間の作品から二三編を選んで、本詩集を編んだ。私の母恋いと母の否定…

内在するカラッポ 浜江順子詩集

1990年12月、思潮社から刊行された浜江順子の第2詩集。装画は対比地一正、装幀は芦澤泰偉。附録栞は正津勉「天気の詩人――浜江順子について」。刊行時の著者の住所は日野市。 目次 内在するカラッポ 石と男と A.M2:00も生きていた 美少年、キーン 空豆地獄 天…