2018年10月、思潮社から刊行された新延拳の第9詩集。
目次
Ⅰ
- わが嘔吐
- 虫を飼い慣らす男の告白
- 羽の生えた帽子
- 鐘の音
- 鏡の裏の曠野
- 横顔のあなた
- バベルの掟
- 集められて
- 時間のシャッフル
- 過ぎた時間
- 千年後の詞華集
Ⅱ
- 母の夢に来てくれた人
- 言葉のいらないところまで
- 冬の日差しの匂いがした
- 君には見えないの
- 永遠はいつも手のとどくところに
- さてどんな切手を
- スナップ写真の整理をしたよ
- 炎天の一塁ベース
- ぼくのポケット
- 白い微熱
Ⅲ
- ダイヤ通りということ
- まっさらなページ
- 夢の続きは
- 空の渚に
- 過去に帰る列車
- 環状線が好き