1949年10月、三元社から刊行された生田花世の評論。装幀は伊藤憲治と森龍司。「女性の書」編集委員会編・第14巻。
目次
序説
- 一、 人間の思考について
- 二、 目標について
- 三、 二つの態度
- 四、 解放について
本篇
- 一、 未亡人となる
- 二、 生活の生き埋め
- 三、 絶對的な道
- 四、 絶對に近づく努力
- 五、 澄みきつた心
- 六、 悲壯な生きかた
- 七、 悲壯の幸福
- 八、 次善の道
- 九、 未亡人はひがむ
- 十、 肉體の波
- 十一、 その親類たち
- 十二、 氣づかい
- 十三、 慰めてくれる男
- 十四、 未亡人の戀愛
- 十五、 世話好き
- 十六、 その自由
- 十七、 再婚のむずかしさ
- 十八、 再婚
・結論
- 一、 苦しい經濟問題
- 二、 戰爭の犧牲
- 三、 暗い賣春行爲
- 四、 國家の救濟
- 五、 未亡人の相互扶助
- 六、 明日の未亡人
- 七、 正しい自律
・結論にそえて
- 一、 未亡人という名
- 二、 慰問の手紙
- (一) 明るく靜かに
- (二) 二十年間
- (三) 働きすぎる
- (四) 行方知れぬ珠子へ
- (五) 窮すれば通ず
- (六) 母子寮の人へ
- 三、 男性に學ぶべし
- 四、 未亡人の公道
- 五、 あとがき