1940年4月、改造社から刊行された火野葦平（1907～1960）の随筆集。表紙は星野順一、題字は劉寒吉。装画は青柳喜兵衛、石亀駒吉、野村閏一、齋田順、河野鷹思。編集は原田種夫。切り紙は田中野狐禪。画像は裸本。
目次
前書
・河童昇天
- 河童昇天
- 河童正月
- 凧
- 一つの部屋
- 或る日
- 紙芝居
- 雜談
- 博多にて
- 紋章
- 繩張りの記
- 滿洲玩俱信
- 几上玩具風景
・花園の歌
- 花園の歌
- 秋刀魚と兵隊
- 支那の子供
- 兵隊と活字
- 近況片々
- 西湖畔より
- 蘇州その他
- 盲妹の話
- 戰線スポーツ漫談
・答禮
- 答禮
- 河童入水の辯
- 矢野朗出發
- 丹羽文雄への返信
- 華麗島を過ぎて
- 「我が戰記」について
- 映畫「土と兵隊」について
- 現地での映畫のことなど
- 平林彪吾の思ひ出
- 工藤軍曹の畫集に
- 國分君のこと
- 河童追悼記
- 飛行記
- 遺言狀
・戰場ノオト
- 鯉のぼり
- 記念日
- 赤玉
- 煙草
- 軍馬
- 白菊
- 勇氣
- 支那語
- 糞坊主
- 神のごとく
- 鏡
- 千人針
- 杏の花の墓
- 母
・戰線と銃後
- 戰友に愬ふ
- 戰場より
- 歸還兵士の言葉
- 戰線の友に
- 戰後建設の一問題について
- 兵隊と兵隊
・秋風記
- 秋風記
- 帝釋峽
