1997年12月、小川町企画から刊行された吉田欣一(1915~2009)の詩と詩論集。
目次
- 伊吹山詩抄
- 伊吹山幻想
- 蝙蝠
- 朝刊
- 伊吹山
- 写真機
- 長良大橋附近
- 伊吹山慕情
- 種子の独白
- 裸木の歴史
- その時に
- 語らねばならぬ
- 片目で見た伊吹山
- ベトナムに平和を
- ひとつの体をふたつに切って
- 富士山
- 伊吹山は
- 夢もいろいろ
- 見ている
- 老骨詩片
- 老骨詩抄
- 年輪
- 照る日曇る日風の日よ
- 祝金婚
- その人
- 久しぶりのカストロさん
- 対話
- 新聞記事二つ
- 八十歳の所感
- えらいこっちゃ!
- ぶらんこ
- 一つの回顧
- きらめく人生
- 日本に来たカストロさん
- 歪んだ鏡
- 冬の蝉
- 写し出される日本の近未来
・詩論その他
- わが追慕
- プロレタリア詩と人民詩精神――秋山清とのこと
- 中野重治「漱石について」を聴く
- 「くちなし忌」のことなど
- 八月に思うこと。
- 栗原貞子の詩行動について
- 自家広告――詩集「詩の断面』出版のこと
- 恩の人
- 老いと友情
- 田木繁ノート
- 濱口國雄論