1980年1月、国文社から刊行された浜田到(1918~1968)の歌集。写真は広瀬正二、シリーズ装幀は粟津潔。
目次
『架橋』(全篇)
- ・架橋
- 歌
- 薇蕾失神
- 光の繭
- 母と少年の火のオード
- 黄昏に
- 憐憫詩篇
- 火と樹と町の歌
- ・小さな聖者
- 婚姻
- 田園
- 陰画
- 臉
- 硝子街
- 架橋
- ・星の鋲
- 円の影
- 由緒
- 神の果実
- 血と樹液
- 隠者の暁
- 年譜
- 後記
・未定稿歌篇
- 空の逢ひ
- 独身
・歌論
- 盲目の墓
- 岡山日記
・歌人論
- 詩の死 塚本邦雄
- 情念の詩法 角田清文
- 浜田到のこと 岡部桂一郎
- 『工人』 時代の浜田到 笠原伸夫
- 欠落の恩寵 菱川善夫
・解説
晩熟未遂 塚本邦雄