1958年6月、近藤書店から刊行された小林儀光(1926~)の随筆集。
目次
山の小屋より 室伏高信
序
- 1 空襲警報
- 2 幸運だった我町会
- 3 食糧の不足
- 4 負傷者の救護
- 5 強制疎開
- 6 宮城炎上と神様
- 7 壕舎建築
- 8 防空訓練
- 9 大東亜建設の夢
- 10 物量不足
- 11 銅像の応召
- 12 参謀部の誤差
- 13 模倣文化の末路
- 14 町会長のこと
- 15 疎開
- 16 学童疎開
- 17 戦時家庭菜園
- 18 隣組常会
- 19 闇経済
- 20 身にしみた親切
- 21 統制当初の八百屋さん
- 22 憲兵の義憤
- 23 検べて見れば我妻なり
- 24 経済統制監督官のナンセンス
- 25 物資欠乏と死蔵物資の動員
- 26 悪貨は良貨を駆逐した
- 27 闇商人
- 28 経済違犯
- 29 統制経済下の罰金二題
- 30 徴用女工と若い将校
- 31 議会政治の腐敗
- 32 飛行機の墜落
- 33 翼賛壮年団
- 34 国民義勇軍
- 35 無条件降伏
- 36 さつま芋の買出し
- 37 買出し余談
- 38 米国軍隊の進駐
- 39 三日天下
- 40 復興
- 41 斜陽族
- 42 朝鮮動乱と米国兵
- 43 戦後の教育
- 44 戦後の少年犯罪
- 45 「君が代」を唱いましょう
- 46 戦争と経済
- 47 新憲法
- 48 詩藻