1929年8月、柴田書房から刊行された佐藤清(1885~1960)の第4詩集。装幀は恩地孝四郎。
目次
- 囚人の體操
- 夜の蜘蛛
- 何も知らぬ朝
- 郊外電車を待つてゐる子供等
- 海と都會
- 風におされてる樹木
- 日の照らぬ畫
- 春の休暇
- ガードの下にて
- 美
- 豫感
- 新宿驛車庫前に立ちて
- 獅子
- 飛魚
- 海
- ストロンポリ
- 怪魚
- 聖なる火
- 李の花
- 酢・乳・蜜
- 靑梅
- 窓
- 刹那
- 思慕
- 靈體
- イヴ
- 追ひきづつける者
- 病院
- 痛苦
- 惡夢
- 病室
- 一夜
- わかれ
- 汽車の中
- 冬
- 冬
- 寒夜
- 高麗雅樂
- 靑
- 橇
- 流氷
- 花びら
- 音の十字架
- 月虹
- 燕の歌
- 雨の向日葵
- 煙草の歌
- 夜の人家
- 「時」
- 落日
- 詩想
- 馳塲
- ゴルゴダ
- うづくまる者
- 谷
- 族人と祭日