2003年6月、私家版として刊行された八木道雄の第5詩集。
目次
- 生きつづける
- 位置を知る
- ここにいるよ
- ただひとつの目にのみめざめ 喪われる
- 息絶える
- 桜の枝をゆさぶることは……
- 構造物
- 噛みつぶす
- 中心
- ただ 行為だけが……
- 探されたい
- 秋の歌
- 型の世界
- みんみんの音
- はなれていなければならない
- ゆめ
- 或る挽歌
- いたみはない
- ただ 言葉だけが……
- 壁
- 穢れたもの
- 探されているものは……
- 風のように
- 誰かが目を閉じるとき
- 骨組
- こわれねばならない
- ひとつのとき
- すきま
- 感覚
- 世界の終わり
あとがき